平成30年7月豪雨災害に係る江田島市内の復旧工事を加速化
~施行確保対策として「復興歩掛」及び「復興係数」を新たに導入~
国土交通省が令和元年8月8日に発表を行った「復興歩掛」及び「復興係数」について,江田島市発注工事についても,
令和元年9月17日以降に指名・随意契約する工事から導入することとしました。
導入に当たっては,江田島市の不調・不落の発生地域や工事の種類の状況を踏まえ,以下の通り適用します。
1.対象工事
江田島市が発注する災害関連工事(※)で,施工条件等を勘案し作業効率低下のおそれがある工事を対象とします。
対象工事は,特記仕様書に対象である旨の記載を行います。
※「公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法に基づく事業」及び「災害関連地域防災がけ崩れ対策事業」
2.対象地域
江田島市内
3.復興歩掛(土工の日当たり作業量の補正)
(1)復興歩掛の対象
ア 機械土工(掘削,掘削(ICT),河床等掘削,積込(ルーズ),積込(コンクリート殻))
イ 砂防土工(掘削(砂防),積込(ルーズ)(砂防))
ウ 土の敷均し締固め工(路体(築堤)盛土,路体(築堤)盛土(ICT),路床盛土,路床盛土(ICT),整地)
(2)補正内容
作業日当たり標準日当たり作業量を20%低下する補正
補正後の作業日当たり作業量=作業日当たり標準作業日当たり作業量×0.8
4.復興係数(経費(間接工事費)の補正)
土木工事標準積算基準書により,各工種区分に従って対象額ごとに求めた共通仮設費率及び現場管理費率に,それぞれ次の
補正係数を乗じるものとします。
共通仮設費率:1.1
現場管理費率:1.1
5.適用期間
令和元年9月17日以降に指名・随意契約する工事から別途定める日まで適用します。