平成31年3月末に閉校した旧柿浦小学校のグラウンドには、10メートルを超える1本のオリーブ(ミッション種)があります。樹齢は約70年と言われており、地域住民の方が小豆島(香川県)から苗を持ち帰り植えたのだそうです。
通常、オリーブが実をつけるためには2本以上の木が隣接していた方がよいとされています。しかし、この木は1本で実をつけ、毎年約100キロの収穫があり、まだ衰えを見せていません。
同小では、総合的な学習の時間などを利用してオリーブについて調べたり、毎年秋には児童全員で収穫を行っていました。閉校後は、柿浦小学校の児童が転校した大古小学校の児童が収穫を行い、このオリーブを大切に守っています。
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脚立と高所作業車を使い、1日で収穫してその日のうちに搾油します。 |
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小学生の総合的学習の一環で収穫体験を行っています。この日は、約90キロの収穫がありました。 |
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収穫体験をした児童が、江田島市産のオリーブオイルを使用したカップケーキを作ってくれました。このカップケーキは、江田島市のえたじまん食育レシピ、オリーブ賞に選ばれました。 |