令和7年1月24日に「令和6年度 圏域まちづくり大学」が開催されました。
圏域まちづくり大学とは、呉市を中心とした 8市町(呉市、竹原市、東広島市、海田町、熊野町、坂町、大崎上島町、江田島市)で
構成される「広島中央地域連携中枢都市圏」において、地域づくりの取組を学び、各地域の連携を深めることを目的とした事業です。
今年度は海田町が主催し、本会場の海田町役場に加え、各地域からオンライン参加も可能でした。
「新たなコミュニティの形~行政や他団体との連携で繋がりを広げるまちづくり~」をテーマに、講演会と事例発表が行われ、
江田島市からは16名が参加しました。
【講演会】
講師として 古民家ひまわり 代表 西藤 諭美子 氏 に、地域コミュニティの新しい形や、行政・他団体との連携を活かしたまちづくりについて
お話しいただきました。
地域活動の実例を交えながら、持続可能なつながりを築くヒントをご紹介いただきました。
特に「人と人をつなげることの重要性」「楽しみながら地域課題にアプローチする方法」などが印象的でした。
【事例発表】
地域で活動する3つの団体から、まちづくりの取組について発表がありました。
・ 海田町:「西国街道・海田市ガイドの会」~海田の歴史資源を広く伝える~
西国街道の歴史資源を中心とした地域ガイドを行い、定期ガイドや勉強会、清掃活動を通じて地域の歴史を広めています。
・ 呉市:「さっこ」~歩いていける場所にある こどもの居場所~
こどもたちが自由に過ごせる「こどもの居場所」を提供し、大人と一緒に昼食を作ることで、地域のつながりを深める取組を行っています。
・ 呉市:「栃原盛上隊」~ 栃原の歴史を伝え 地域の拠点づくりをしていく~
栃原町や竹内神社の歴史を広く知らせる活動を進め、地域拠点として「とちばらの郷」を整備し、地域イベントの企画・運営を行っています。
今回の圏域まちづくり大学も、地域の課題や今後の連携について理解を深める貴重な機会となりました。
各団体の発表を通じて、多くのヒントを得ることができました。