8.26更新 【外部プロ人材の副業活用トライアル事業】プロ人材が決定しました! 
 
江⽥島市および江⽥島市商⼯会では、市内事業者が抱える「⼈⼿不⾜」や「業務の効率化‧デジタル化」などの経営課題に対応する新たな⽀援策として、株式会社カルビン(東京都港区∕代表取締役:東 慶親)と連携し、「外部プロ⼈材の副業活⽤トライアル事業」を令和7年7⽉1⽇より開始いたしました。
 現在、江⽥島市では「⼈⼝減少による労働⼒の縮⼩」や「若年層の市外流出」といった構造的な課題が進⾏しており、地域経済を⽀える事業者にとって、⼈材の確保は極めて重要かつ喫緊のテーマとなっています。
 特に、以下のようなニーズを持つ事業者においては、地域内での⼈材確保が困難な状況にあります。
 ・デジタルツールを活⽤し、業務の効率化を図りたい事業者
 ・販路拡⼤‧集客を新たな⼿法で実現したい事業者
 ・新規事業の⽴ち上げにおいて、専⾨知識‧ノウハウが⼀部不⾜しており前進できない事業者
 こうした背景のもと、本事業では、都市部を中⼼に活躍する⾼度な専⾨性を有するプロフェッショナル⼈材を、「副業」という柔軟な形で市内事業者とマッチングし、具体的な課題解決に取り組むモデルを推進してまいります。
 全国各地では既にこのような⼿法により成果を上げている先進事例が数多く⽣まれており、江⽥島市としてもその効果を検証すべく、本事業をトライアルとして導⼊いたしました。
 
 このたび、自社の成長に向けて新たな人材活用にチャレンジする2事業者において、副業人材マッチングサイトでの募集、書類選考、面接を経てプロ人材が決定し、現地でのキックオフを開催してプロジェクトがスタートしましたのでご報告します。
 
 ▼市内2事業者の取り組み内容をご紹介
 
 普段は情報系大手で販促系サイトのマネジャーをしています。今回は、「私が経験したことの無い建設業界でのDX化、使うツールもLarkが前提ということでしたが、今までの経験が生かせるのではとご支援させていただきます。どうしても絆創膏のような部分的改善になりがちなDX化ですが、絆創膏だけだと全体的につぎはぎになってしまいかねません。そうならないような継続性の高いDX化できればと頑張っていきたいです。」
 2018年1⽉の厚⽣労働省による「モデル就業規則」の改定を契機に、⼤⼿企業や中堅企業を中⼼に、副業を容認する動きが広がりました。この流れの中で注⽬されているのが、「外部プロ⼈材」の副業活⽤です。
 外部プロ⼈材とは、専⾨的な知識や経験を有し、本業以外に副業として他社にスキルを提供するプロフェッショナルのことを指します。該当する⼈材には、⼤⼿企業での実務経験を持つ会社員や、特定分野に強みを持つフリーランスなどが含まれ、主に以下のような分野で⼒を発揮します。