2024年05月30日公開
保健医療課 (問) 0823-43-1639
高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、重症化すると死亡することもあります。近年では、5月下旬ごろから熱中症の発症がみられています。
・外出の際は日傘や帽子の着用
・エアコンや扇風機を利用
・通気性の良い衣服の着用
・のどが渇く前に水分補給
※水分補給の際は、水や麦茶がおすすめ!
緑茶、コーヒー、紅茶などカフェインを多く含む飲料やアルコールは利尿作用があるため注意が必要です。
また、スポーツドリンクは糖分が多いため、水で薄めて飲むなど飲みすぎには注意してください。
・大量に汗をかいた際は塩分も一緒に補給
・バランス良い食事
・十分な睡眠
・適度な運動
寝不足、二日酔い、風邪を引いているとき等、体調がすぐれないときは熱中症になりやすくなります。規則正しい生活を送り、体調を整えましょう。
・めまい、立ちくらみ
・こむら返り
・手足のしびれ
・大量の汗
・涼しい場所へ避難し、休む
・水分、塩分補給
・症状がよくならなければ医療機関を受診しましょう
・頭痛
・吐き気
・倦怠感
・集中力や判断力の低下
軽症時の対処方法に加えて、
・衣服をゆるめる
・体を冷やす(首、脇の下や太ももの付け根など太い血管)
・意識がない
・けいれん
・呼びかけへの返事がおかしい
・普段通りに歩けない
ただちに救急車を呼び医療機関へ搬送(救急車を待つ間、無理に水を飲ませないでください)
気温だけでなく、湿度、輻射熱(ふくしゃねつ)の3要素で『蒸し暑さ』を1つの単位で総合的に表しています。
同じ気温でも、湿度が高ければ熱中症になりやすくなります。暑さ指数予測を活用して熱中症を予防しましょう。
<暑さ指数WBGTの実況と予測>
隣接市(呉市)の暑さ指数が確認できます。
https://www.wbgt.env.go.jp/graph_ref_td.php?region=08&prefecture=67&point=67511
熱中症警戒アラートとは熱中症の危険性が高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけるものです。熱中症警戒アラートが発表された際にはいつも以上に積極的に熱中症予防に努めましょう。
「熱中症特別警戒アラート」…都道府県内すべての暑さ指数情報提供地点で暑さ指数(WBGT)が35以上になると予測される場合に発表されます。
「熱中症警戒アラート」…いずれかの暑さ指数情報提供地点で暑さ指数(WBGT)の予測値が33以上になった場合に発表されます。
<環境省公式LINE(外部リンク)>
「環境省公式LINE」を友達登録していただくことで、熱中症警戒アラートの情報を受け取ることができます。
https://lin.ee/mj3KmWD
<熱中症警戒アラートメール配信サービス(外部リンク)>
「環境省熱中症警戒アラートメール配信サービス」を登録していただくことで、熱中症警戒アラートの情報を受信できます。
https://www.wbgt.env.go.jp/alert_mail_service.php
※昨年度ご利用の方も、毎年登録が必要です。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
<厚生労働省ウェブサイト>
熱中症関連情報 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)
<環境省熱中症予防情報サイト>
https://www.wbgt.env.go.jp/
令和6年4月1日の気候変動適応法の改正に伴い、「熱中症特別警戒アラート」が発表された際に、熱中症による健康被害の発生を防止するため、市内の公共施設を指定暑熱避難所(クーリングシェルター)として一般に開放します。
江田島市の指定暑熱避難所(クーリングシェルター)については以下の通りです。
<留意事項>
・事前に各施設の開設日時等をご確認ください。
・利用の際は、各施設のルールを順守してください。