子宮頸がんワクチン 《HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン》 は、接種後に広範な疼痛、運動障害が見られたことから、平成25年6月14日以降、積極的な勧奨は差し控えられていましたが、専門家の評価により「HPVワクチンの積極的勧奨を差し控えている状態を終了させることが妥当」とされ、令和4年4月から、他の定期接種と同様に、個別の勧奨を行うこととなりました。
キャッチアップ接種は条件付きで1年間延長される見込みです。キャッチアップ接種の制度は令和7年3月31日までの予定でしたが、厚生労働省は、今年度の夏以降の大幅な増加に伴うワクチンの限定出荷の状況等を踏まえ、令和7年3月31日までに1回以上接種すれば、令和8年3月31日まで、公費で3回の接種を完了できるよう、経過措置を設ける方針です。