江田島市

大柿高校生徒による空き家DIY -生徒に地元の職人が協力-

2021年10月01日公開

都市整備課 (問) 0823-43-1647

 令和3年度、県立大柿高等学校では、「総合的な探求の時間」の授業として生徒が地域の課題を学習し、その解決策を検討する取組みを行われました。2年生は、①空き家問題、②観光PR、③海ゴミ問題をテーマに各班が検討を行いました。

取組み内容

 空き家問題班は、修繕しなければ住めない空き家に着目し、その改善策を検討しました。

 検討する中で、具体的に何かを取り組んでみようと、高校近くの空き家をフィールドに、自分たちで修理(DIY)することとなりました。令和3年7月から空き家内の残置物の撤去や掃除・周辺の草刈りなどコツコツと準備を重ね、9月からは、地元の建設労働者で構成される広島県建設労働組合第6地域連合江田島に加入する職人の手ほどきを受けながら、自分たちでDIY修繕を行いました。生徒からの聞き取りをもとに、地域おこし協力隊員(蛇草)と本市職員が、学校・空き家所有者・職人の間のコーディネートをお手伝いしました。

 (参考) 広島県建設労働組合第6地域連合江田島(大柿町飛渡瀬)

 

写真

          修繕前                      修繕後

      

 今回の授業の参加生徒と職人のみなさん

 

こだわりポイント

 ・江田島らしさ   特産品のカキの殻から抽出した成分を含む漆喰(しっくい)を内壁に利用

           (参考)瀬戸漆喰 ホーム | 株式会社瀬戸漆喰本舗 (setoshikkui.com)

 ・交流しやすさ   不安定だった畳の間をフローリングに変更

 ・見た目の綺麗さ  一部が草や弦に覆われ、腐食等もあった外壁を塗り替え

 

今後の取組みへの期待

 本市は、協働と交流による『恵み多き島』を目指しており,空き家対策は所有者だけでなく、

市民・行政も連携・協力した取り組みとすることで、地域の活性化につながると考えています。

 コロナ禍で、在宅勤務の広がり等の影響を受け、地方への移住・田舎暮らしへの関心が非常に

高まっています。生徒からも、地域交流の場・シェアスペース等の利用という提言がありました。

 今こそ、空き家を積極的に有効活用し、移住者の拡大や定住促進に繋げるとともに、共に集い

地域活動や働く場としての利用も促進し、地域・産業の活性化にも繋げていきましょう。

関連ファイル ダウンロード

DIY前後の写真 (460 KB)

作業経過 (2.7 MB)

授業資料 (1.5 MB)

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