2022年03月18日公開
農林水産課 オリーブ振興室 (問) 0823-43-1643
令和4年3月4日、ギリシャ共和国とのホストタウン交流事業として、能美中学校のテニスコート跡地にオリーブを植樹する交流会を行いました。
植樹したオリーブは、ギリシャ品種の「コロネイキ」という品種です。この苗木50本を、能美中1年生32人、明岳市長、小野藤教育長らが、オリーブ栽培者の方々に植え方を教わりながら植樹をしました。
このオリーブ園は、参加した生徒によりギリシャ語の「イリニ(平和)」にちなんで「イリニオリーブ園」と名付けられました。今後は、近隣の小・中学校児童生徒が栽培や収穫を通して、世代間交流やギリシャ文化、平和への理解を深める場として、活用していきます。
イリニオリーブ園は、誰でも自由に入ることができますので、ギリシャ品種のオリーブを是非御覧ください。
【令和3年4月27日、江田島市はギリシャ共和国の東京2020オリンピック・パラリンピックの事後交流型ホストタウンに登録され、末永い交流を目指しています。】
▼交流会での生徒代表の言葉
『オリーブ園の名前を、私たちは「イリニ」と、決めました。オリーブの花言葉自体が「平和(イリニ)」だということもありますが、「イリニ」に込めた一番の思いが、私たちにはあります。
信じられないことですが、今、この瞬間にも世界には戦争に直面して苦しんでいる人が、実際にいます。その苦しみは、想像すらできません。
この「イリニオリーブ園」で、遠く離れている日本人と、ギリシャの方の思いがつながることで、「平和」を思い合う人たちが、一人でも多くなり、争いがなくなればと思います。
そして、世界中の人が安心して生きることができる平和な世界を実現させるための、ささやかな一歩として、この「イリニオリーブ園」をずっと大事にしていきたいと思います。』
▼植樹風景
▼植樹後のイリニオリーブ園