
2013年03月01日公開
都市整備課 (問) 0823-43-1647
江田島市は,広島湾に浮かぶ江田島,能美島とその周辺に点在する島々から構成されています。港間の海上直線最短距離は,広島市から江田島まで7.5km(宇品~切串),能美島まで約12km(宇品~三高),呉市から約6km(呉~小用)の位置にあります。早瀬大橋(昭和48年開通)と音戸大橋(昭和36年開通)を経由して本土と陸続きであり,半島地域として広島都市圏,呉都市圏の機能を分担できる位置関係にあります。
本市は,大小合わせて10の島(江田島,能美島,大黒神島,小黒神島,大奈佐美島,絵の島(小奈佐美島),安渡島,沖野島,長島,引島)で成り立っています。
江田島・能美島を合わせて東西約12km,南北約19kmで,面積は100.65k㎡となっています。
地形は,野登呂山(標高542m),陀峯山(標高438m),砲台山(標高401m),古鷹山(標高394m)などで形成される山地や丘陵地が大半を占めます。まとまった平地部としては,海岸線の一部と,江田島町の中央,江田島町・大柿町の境界に接している江南・飛渡瀬,能美町の中町・鹿川,大柿町の大原の4地区に大別することができ,これらの地区に人口と都市機能が集積しています。
最近の気象状況では,年平均気温16.6℃で温暖な気候です。降水量は,年間合計値が1439.5mmで,広島市の1486.5mmに比べて少なくなっています。。
江田島市には,まだまだ自然があふれています。天然記念物に指定されているカブトガニやハクセンシオマネキなど海辺を歩くと様々な海の生き物を観察できます。また温暖な気候を利用して果物や野菜などを山では育てています。。
江田島市の数ある貴重な文化財や歴史を感じさせる史跡の中でも,幹部候補生学校(旧海軍兵学校)は,通称「赤レンガ」と呼ばれ,全国的に知られています。設計はその名を馳せたイギリス人建築家ジョン・ダイアック。明治26年,生徒の教育施設として建築されました。校内にある教育参考館には旧海軍関係の資料など約1000点が展示されています。島内には,太平洋戦争末期に多くの戦死者を出して座礁した重巡洋艦利根の資料館や,江田島の歴史や文化を伝える学びの館など,歴史を肌で感じ学べる施設が点在します。
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■市の花「キク」 江田島市は,県内有数の「キク」の産地です。電照菊栽培も行われており,電照菊のハウスが並ぶ夜景は秋の風物詩となっています。また,キクをはじめ花卉類の生産が盛んです。 |
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■市の木「サクラ」 春を彩る「サクラ」は,森林公園や県道沿いなどに多く植樹され,広く市民に親しまれています。また,海上自衛隊(旧海軍兵学校)の校内をはじめ能美町の真道山千本桜,江田島町の桜街道など,市内各所で見ることが出来ます。本市とサクラは深いつながりがあります。 |
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■市の魚「カキ」 全国的に有名な「広島カキ」,中でも江田島市はむき身の生産量が日本で1・2を争うカキの本場です。島を訪れたら,ぜひ本場のカキを味わってみて下さい。瀬戸の美しい海で育ったカキは,実が引き締まっていて風味豊かで,口に入れた瞬間のプリプリした食感がたまりません。「海のミルク」と称されるほど栄養価も抜群です。亜鉛やタウリン,ビタミンB群など,不足しがちな栄養素を豊富に含んでいます。近年は,1年中食べられる新しいタイプのカキ「ひとつぶくん」も誕生しています。 |