協働の組み合わせは様々です。「市民と市民」,あるいは「市民と行政」。同じ目的を持ち,多様な担い手が協働することで,まちづくりのネットワークはさらに広がり,強固なものとなり, 様々な可能性が広がります。「協働」は,市民も行政も今までの「縦割り」といわれる「壁」を乗り越えて,それぞれの自主性を保ちながら協力していこうとするものです。
協働による効果
①市民には
・まちづくりの関心,参加,参画意欲が高まり,市民同士の連携や協力の輪が広がる。
・自分たちのニーズに合った,小規模でも柔軟な公共サービスが生み出され,サービスの受け手としての選択肢が広がる。
・多種多様な活動を通じた人との交流により,見識の広がりや自己研鑽が図られ,社会の中で活動・生きがいの場や機会が広がる。
・市民の持つ柔軟性,迅速性,専門性,現場性を生かし施策に反映することができる。
・利用者のニーズに沿った効果的な公共サービスを提供することができる。
・新たな事業の実施や既存事業の見直しを行うことにより,行財政運営の経済性・有効性・効率化が図られる。
・異なる発想と行動力を持つ市民との協働で,相互理解が深まり,お互いの組織や活動の活性化と市民の立場に立った職員の意識向上・改革が図られる。
②行政には
・市民の持つ柔軟性,迅速性,専門性,現場性を生かし施策に反映することができる。
・利用者のニーズに沿った効果的な公共サービスを提供することができる。
・新たな事業の実施や既存事業の見直しを行うことにより,行財政運営の経済性・有効性・効率化が図られる。
・異なる発想と行動力を持つ市民との協働で,相互理解が深まり,お互いの組織や活動の活性化と市民の立場に立った職員の意識向上・改革が図られる。