社会科の授業で税金や選挙を学んでいる6年生の児童は、税金の使い道や選挙を行う意味について、学びを深めました。
それぞれの公約を掲げた二人の候補者を題材に、投票入場券を受け取った児童に模擬投票を行ってもらいました。
児童からは、「選挙は、自分の生活をより良くするために必要なことだと分かった。大人になったら選挙に行こうと思う。」という感想をもらいました。
二人の候補者の公約
公園 好子
こどもを育てる家族が楽しく住めるよう大きい公園を作ることに税金を活用する。
⇔大きい公園を作るためにはすごくお金がかかるので、病院に行ったときに通常料金+500円の支払が必要。
病院 通
みんなが長生きできるよう病院代を無料にすることに税金を活用する。
⇔病院代はすごくお金がかかるので、全ての公園を廃止して節約する。
模擬投票の流れ
実際の選挙で使用している道具(投票箱、記載台等)を使って、実施しました。
1 投票所入場券の配付
2 投票方法について説明
3 投票
4 開票
5 結果発表
おまけ
・投票用紙100枚の束からちょうど50枚となるよう抜き取ってもらい、その数を計数機で数えました。
・投票用紙に実際に触れてもらい(折る、破る、水で濡らす等)、素材の特徴を学んでもらいました。
受講した児童からの声
・選挙は、自分の生活をより良くするために必要なことだと分かった。
・大人になったら選挙に行こうと思う。
・実際の選挙と同じ経験をすることができてよかった。
・選挙について、社会科の授業で学んだ内容よりも詳しく知ることができた。
・投票は、名前を書くだけなので、自分が思っているよりも簡単だった。
・自分が投票した候補者が、必ずしも当選するわけではないと分かった。
・計数機で投票用紙を数えることができて楽しかった。
・投票用紙は、頑丈にできていることが分かった。