5年連続ありがとう。平城高校へ感謝の気持ちを込めての特別企画
2月連続で別れの涙特集
奈良県立平城高等学校の生徒が,10月18日㈫~19日㈬の1泊2日で本市を訪れました。
同校の修学旅行受け入れは5年連続となります。その記念といたしまして,2カ月連続で,同校を受け入れた家庭の民泊体験談を紹介します。
第2弾は,峯本弥生さん家族(大柿町)です。
~音楽は心のコミュニケーション~
先月に引き続き,別れの涙特集第2弾。お別れの際に涙を流した生徒さんがいた峯本さん宅。今回もそのコミュニケーションの手法を探りました。
峯本さんはいつも,生徒さんが家に着いたらまず,お茶を飲みながら自己紹介など軽い話をするそうです。
お茶は,畑にある豆を使った豆茶。自分の家で作った作物を美味しいと言ってもらえるのはとても嬉しいですよね。すぐに体験するのではなく,一息ついてから出かけます。
今回は,芋掘りや釣り,料理,オカリナ演奏の体験をしたそうです。
生徒さんが泊まった初日の夜に「海に行きたい」と言っていたので,2日目は当初のジャム作りの予定を変更し,釣りに行きました。釣れた魚を生徒と一緒に唐揚げにしてお昼ご飯の一品としました。
オカリナ演奏が体験できる家庭は多くないと思いますが,峯本宅へ泊まる生徒さんは皆,泊まっている間,練習をして,一緒に合奏するそうです。また、ご主人が作曲した歌を合唱したりもするそうです。
合奏・合唱は他の人と息を合わせ,何かをすることの難しさや協調性が学べます。やり方の説明が必要なので,会話も確かに重要ですが、音楽は言葉を越えて,心のコミュニケーションが図れるのかもしれません。
生徒の心に響く歌はいつまでも思い出として残り、離島式では涙を誘う悲しい旋律を奏でるのでしょう。