生活圏の実態は?
日用品の買い物等の日常的な活動は江能地域内で行い、会食や美術鑑賞などは広島市に依存するというのが、基本的な生活パターンとして確立しています。
このことから、広島市の機能をいかに利用しやすくするかという点が、本地域での生活水準を高めるうえで、極めて重要であることを示唆しています。
生活環境の評価は?
下水道や道路などの都市基盤の整備、バスの利便性の強化、医療施設の機能強化、高等学校の整備、観光や商工業の振興がこれからの課題で、各分野の地域格差が大きくなっています。
都市基盤について
下水道をはじめ道路、公園、情報通信基盤など総じて評価が低くなっていますが、能美町では、港湾、道路、下水道などの分野で評価が高くなっているという点は特徴的です。
生活環境について
バスの利便性に対する評価が低いものの、海上交通に対する評価は若干ながら満足の評価となっています。
産業振興について
すべての項目について不満感が満足感を大きく上回っています。
健康・福祉について
医療施設の整備水準に対する評価が低い結果となっています。
教育・文化について
義務教育施設や生涯学習に対する評価は高くなっていますが、高等学校に対する評価は厳しいものとなっています。