神奈川県の市ケ尾高等学校の生徒が9月26日(火)~28日(木)の2泊3日で本市を訪れました。
今回は,同校を受入れた吉岡さん家族(大柿町)の民泊体験談を紹介します。
来てくれてありがとう。追伸。野菜たくさん売れたよ
「見てみて。ポップに市ケ尾高校の生徒が手伝ったって書いてある」と喜ぶ先生の声。立ち寄った島の駅豆ヶ島で偶然発見した空芯菜にナス,バジル。おすすめの調理法も書いてあります。
売りに出していたのは,民泊家庭の吉岡さん。生徒に収穫・洗浄・包装・出荷の一連の流れを体験してもらいます。たまに加工も入り,ポップやラベル作りも生徒たちがします。自分たちが作ったものが商品化され,陳列され,それが売れていく様子を見ることができ,うれしさや面白さを感じられるといいます。こそっと買う様子を見ることも楽しみの一つとか(笑)
そして,ふと不思議な感覚を覚えたそうです。
県外の修学旅行生が採った野菜。それを買う江田島市に住む人。
よその生徒が考えたポップデザイン。それを見ていつもより買う気にさせられる地元の人々。
「逆じゃない?」
民泊で,生徒たちにたくさんのことを教えてもらい,様々な影響を受けているのは自分たちなのではないかと思うと,ご夫婦が話してくださいました。
そして最後にこうおっしゃっていました。
「修学旅行生の皆さん,江田島市に来てくれてありがとう。我が家に来てくれて本当にありがとう。野菜たくさん売れたよ」
吉岡さん一家と修学旅行生
手作りポップ