民泊通信(Vol.55)~~楽しいゆったりとした島時間~また島(嶋)に会い(愛)に来ます~
公開日 2018年08月03日 (問)交流観光課 商工・交流係 電話:0823-43-1632
今回は、この春5月~6月で、8校を受け入れた嶋さん家族(大柿町)の民泊体験談を紹介します。
~楽しいゆったりとした島時間~また島(嶋)に会い(愛)に来ます
民泊を始めた当初は、時間の調整が難しかったけれど、最近は大分それにも慣れてきたと話してくれた嶋愛さん。
「させたいことがいっぱいで、詰め込みすぎていたと今では感じていて、ある程度時間に余裕を持たせて『ゆったりとした島時間』を味わってもらうことも、都会生活で忙しい毎日の生徒さんにとっては、楽しんでもらえる」というのが最近の感想。
工夫しているのは、夜の対話。生徒と相談して内容を決める選択制にしていて、
①花火をする
②星空を見に行く
③お茶会
お茶会は電気を消し、間接照明にして、少しムーディーに(笑)
実は、ベテラン家庭に教えてもらったやり方で、他にも離島式の別れ際に、その子の良いところを1つ伝えること。
「『楽しませる』のではなく『感情を引き出してあげる』のが民泊家庭の役割だよ」と教えていただいたそうです。
我が家の受け入れ方が、これから来る生徒たちにネタバレしてしまうのでこのぐらいで。
そんな嶋さんと過ごした生徒たちは皆、口を揃えてこう言うでしょうね。
「また島(嶋)に会い(愛)に来ます」
それはさておき、嶋さんに、民泊を始めてみて、以前と変わったことを聞いてみました。
以前から少し変化を感じているのは、娘さんの様子だそうで、受け入れた生徒たちに遊んでもらっているうちに、よくしゃべるようになってきたとのこと。
また、嶋さんご自身も、
「中学生のころは、私自身、島暮らしはそれほど好きではなかったかもしれません。民泊を始めてからは、生徒の皆さんに江田島を好きになってもらうために、島の良さを伝えているんですが、そうしているうちに、私自身もまた、島を愛せるようになってきたんです」
ともおっしゃっていました。
〈嶋さん(右端)と大阪市立中野中学校の皆さん〉