江田島市民の皆様へ年頭のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。市民の皆様におかれましては、希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのことと、心からお喜び申し上げます。
私、令和6年11月17日に執行されました市長選挙で、市民の皆様にご信任を頂き、第4代江田島市長に就任いたしました。
全ての皆様に改めて感謝申し上げます。
現在、江田島市では、人口減少に伴う公共交通の減便や値上げ、空き家・耕作放棄地の発生、地域コミュニティの担い手不足など、
様々な課題が現れてきております。一方で、IT企業や工場等の進出、創業・起業件数の増加、いきいきと活動する市民の皆様の存在など、
明るい兆しも生まれつつあります。
今、私たちは、こうした明るい兆しをしっかりとつかみ取り、安心で活力のある未来を築いていくための重要な局面を迎えております。
市長となりました私の役割は非常に大きいものであると同時に、その責任の重さに改めて身が引き締まる思いでございます。
私は、「誠実」「協調」「安心」を胸に、市政に当たっていきたいと考えております。
誰に対しても誠実であれば、人からの信頼が得られ、共に手を携えて進むことができます。自分に対して誠実であれば、うそ偽りがなく
多くの人の共感と納得が得られる心の通った判断ができます。私は、市長として、誰に対しても、自分に対しても「誠実」であり続けることを大切にしてまいります。
また、人間一人の知恵や力には限界があります。多くの皆様と「協調」し、それぞれが持つ知恵と力を結集することで、
より多くの分野で力強い成果を生み出すことができると考えています。私は、多くの皆様の声にまじめに耳を傾け、協調することを大切に、
まちづくりに取り組んでまいります。
そして、人は誰もが幸福に暮らすことを願っていると思います。幸福な暮らしに欠かせないのが「安心」です。自らが健康であること、
暮らしに必要な社会インフラ等が維持されていること、周囲の人々とのつながりや温もりがあることなど、
市民の皆様が幸せに生活を営んでいくための「安心」づくりに、全力を尽くしてまいります。
私は、江田島市が「市民の皆様一人一人が自分らしく輝き、共に生きるまち」であってほしいと願っております。
本市には、美しい自然や島の恵み、伝統ある文化、人々のつながりと温もり、都市との交流、新たなチャレンジの場など、様々な特色があります。
こうした特色を生かして、誰もが自分らしく輝き、つながり、支え合い、共に生きる、そのような暮らしを営むことができるまちづくりを進めてまいります。
市民の皆様、そして、本市を応援してくださる全ての皆様方に、市政へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
江田島市長 土手 三生