令和6年度林野火災防ぎょ消防大訓練を行いました。
令和7年3月2日(日)に江田島市江田島町の古鷹山において、各防災関係機関と合同で林野火災防ぎょ消防大訓練を行いました。
この訓練は、昭和53年6月に古鷹山山系で発生し、焼失面積が1,000ha以上に及んだ広島県の林野火災史上最大の火災や、令和7年1月に江田島町津久茂の水晶山で発生した林野火災を踏まえ、「大規模な林野火災が発生した場合における初動体制、消防本部及び消防団並びに各防災関係機関との連携強化」を目的として実施しました。
参加機関は、海上自衛隊第1術科学校、海上自衛隊呉弾薬整備補給所、海上自衛隊第31航空群標的機整備隊、在日米陸軍秋月弾薬廠、江田島警察署、江田島市消防団、江田島市消防本部の7機関が参加し、計76名、車両17台が合同で、火災防ぎょ体形の確立を図りました。
今後も、定期的に防災関係機関との連携強化に努めていきます。
3月1日から7日まで「春季全国火災予防運動」と併せて「全国山火事予防運動」を実施しています。
例年、林野火災は3月~5月に多く発生しており、出火原因の多くはたき火の不始末といった過失がほとんどです。
林野火災の多くは、一人ひとりの心がけで防ぐことができます。
貴重な人命や財産を火災から守るため、たき火などの火の取扱いには十分注意しましょう。