戦後80周年として、戦争をテーマに「歴史講座」を実施します。
市内の史跡を巡り、その背景にある戦争の歴史を学びましょう。
日 時:6月14日㈯ 午後1時~2時30分
場 所:①軍艦利根慰霊碑(能美町中町)
②軍艦大淀戦没者慰霊碑(大柿町飛渡瀬)
※開始時間5分までに、①軍艦利根慰霊碑(能美町中町)へ集合してください。
講 師:宇根川 進 さん
定 員:10人程度
参加費:無料
服 装:動きやすい服装でお越しください
申込み:6月12日㈭までに生涯学習課へ申し込んでください
お問合せ:生涯学習課 ☎(43)1902
【概要説明】
①軍艦利根慰霊碑(能美町中町)
軍艦「利根」は当時の日本海軍の最新鋭の一等巡洋艦(重巡)でした。
戦争末期、燃料不足のため呉湾に停泊していましたが、昭和20年(1945年)3月19日の呉空襲の後、洋上砲台として中村沖に移動停泊。同年7月24日多数の米軍機の襲来を受け7月28日着座しました。この戦で、戦死者128名、住民死者17名の犠牲が出ました。
②軍艦大淀戦没者慰霊碑(大柿町飛渡瀬)
江田島湾の最奥部、飛渡瀬海岸の旧飛渡瀬港近くに海軍最後の連合艦隊旗艦の栄誉を担った巡洋艦大淀の慰霊碑があります。昭和20年3月呉軍港初空襲で被害を受け、江田島湾に繋留されました。しかし、その後の数度の攻撃により横転擱座。270余名の戦死者が出ました。