昭和24年1月26日、奈良県の法隆寺金堂において発生した火災により、貴重な壁画が焼損しました。この出来事を契機として、1月26日は「文化財防火デー」と定められています。
また、令和元年にはフランスのノートルダム大聖堂や首里城跡において火災が発生し、世界的にも大きな衝撃を与えました。
文化財は一度失われると元に戻らない、かけがえのない存在です。
消防本部では、こうした火災を未然に防ぐため、市内の寺院等において消防訓練や、消防出前講座などに取り組んでいます。
大切な文化財を守るためには、消防機関だけでなく、寺院関係者や地域の皆さん一人ひとりの意識と協力が不可欠です。
地域の宝を守るのは地域の力です。今後も関係機関や地域の皆さんと手を取り合い、文化財防火意識の向上と災害に強いまちづくりを進めていきます。
















