江田島町、能美町、沖美町及び大柿町の各町議会は、5月13日(木)に臨時議会を開催し、4町合併に関する関連4議案をそれぞれ可決しました。 これは、前日に行われた4町長による「合併協定調印」を受けて、4町の合併について、各町議会の議決を求めるもので、市町村合併を行う場合の必要な手続きの一つです。
可決された44議案は次のとおりです。

- 安芸郡江田島町、佐伯郡能美町、同郡沖美町及び同郡大柿町の廃置分合について
- 安芸郡江田島町、佐伯郡能美町、同郡沖美町及び同郡大柿町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議について
- 安芸郡江田島町、佐伯郡能美町、同郡沖美町及び同郡大柿町の廃置分合に伴う経過措置に関する協議について
- 安芸郡江田島町、佐伯郡能美町、同郡沖美町及び同郡大柿町の廃置分合により新たに設置される江田島市の議会の議員の定数に関する協議について
11月1日から、4町を廃し「江田島市」を設置するため、広島県知事に4町長連名で、4町の廃置分合(合併)に関する申請を行いました。 合併申請書類は、5月14日(金)に合併協議会事務局長が、県の市町村合併推進室を訪れ、室長へ手渡しました。
この申請を受け、広島県議会6月定例会で4町の合併申請についての議案が審議されます。

合併協議会で確認された協定項目の内容や新市建設計画などについての合併住民説明会が、4月17日から5月11日までの間に、4町内の集会所など27会場で実施されました。
参加された方からは、合併後の事務事業や新市建設計画、新市の財政推計などについて、多くの質問が出されました。
熱心な質疑応答の後、それぞれの町の町長が、住民の皆さんへ4町合併の理解と協力をお願いしました。
3年間にわたる法定協議会での4町合併協議。その集大成とも言える合併協定調印式を無事に終えることができました。
4町長が、がっちりとひとつになって握手を交わす姿を見た時に、ついに夢が現実のものになるのだと強く感じました。
今年は4年に1度のオリンピックの年。日本女子バレーボールチームで大活躍の栗原恵選手は、能美町の出身。アテネでも活躍が期待されます。
メダリスト誕生も現実のものとなれば、最高の年になりますね。皆さんで声援を送りましょう。


合併協定調印を終えて
5月12日、合併協定調印式の会場で、無事、調印を終えて、藤田広島県知事とともに、笑顔でがっちりと握手をする4町長。(写真:左から曽根江田島町長、大津能美町長、藤田県知事、松井沖美町長、平口大柿町長)