広島県動物愛護センターや市役所には「庭にふんをされた」,「鳴き声がうるさい」,「ごみを荒らされた」など,猫に関する苦情がたくさん寄せられています。これらの苦情のほとんどは,飼い主が飼い方に気を付ければ改善できるものです。
近所の方々に迷惑を掛けないよう,屋内で飼うなどの気配りと正しいしつけをして,責任を持って飼育しましょう。
屋内で飼うことをおすすめします
ねこは犬のような平面での運動は少なく,上下に動ける空間とトイレや爪とぎなどができる場所を作ってあげれば,屋内でもストレスをためずに飼うことができます。
そのうえ,交通事故にあったり,他のねこに病気をうつされる心配もなく,ねこにとっては安全なのです。
首輪を付けましょう
飼いねこのしるしとして首輪を付け,迷子になっても飼い主が分かるように,名札を付けましょう。
不妊手術のおすすめ
飼い主のいないねこを増やさないためにも,不妊手術をおすすめします。発情期に大きな声で鳴いたり,群がってケンカをしたりすることが少なくなります。
また,メスでは生殖器にかかわる病気を防ぐことができ,オスではマーキング行動を抑えます。
野良ねこにエサを与えている方へ
無責任にエサだけ与えていると,その場所に野良ねこが集まり,ふんをしたり,ごみを荒らしたりします。
世の中には,ねこが好きな人たちばかりいるとは限りませんし,飼い主のいないかわいそうな子ねこをますます増やしてしまい,結果的に地域の方々に迷惑を掛けることになります。
エサを与える行為はやめましょう。
問い合わせ先 広島県動物愛護センター ☎0848(60)8511