森林は土砂災害を防いだり、私たちの飲み水をきれいにしたりするなど、私たちの暮らしに大切な働きをしています。しかし、木材価格の低迷や所有者の世代交代などで、手入れ不足の森林が増加しています。このまま放置しておくと、森林の働きが低下し、災害を誘発することにもなりかねません。
そこで広島県では、「ひろしまの森づくり県民税」を財源にして「ひろしまの森づくり事業」を実施し、新たな森づくりとして現地に応じた多様な森林整備を行います。
補助金事業
人工林の対策
手入れができてないスギやヒノキの人工林に対しては、間伐・混交林(針葉樹と広葉樹の交じった
交付金事業
里山林の対策
マツや広葉樹などの手入れ不足の里山林の除間伐・下刈り、松食い虫被害跡地の整備、竹林繁茂の防止、自然体験型の里山林整備、鳥獣被害防止のための整備、森林ボランティア活動の推進などを行います。
環境緑化対策
公共施設の屋上緑化、緑化活動の促進などを進めます。
間伐材利用対策
公共施設や学校施設への利用促進、木質バイオマスの普及促進などを図ります。
そのほか
森づくりに関する情報発信、森林、林業体験活動などを展開します。
今年度からは、「
http://www.moridukuri.net/index.html
などで随時お知らせします。