生徒に何をさせよう,教えることがないと悩んでいる方のためにスキルアップ研修会の様子をお伝えします。
また,埼玉県立児玉白楊高校(民泊期間:9月28日(日)~30日(火))の生徒を受け入れた尾崎さんご夫婦(能美町)の民泊体験談を紹介します。
スキルアップ研修会~雨天時でもできるから良いと好評でした~
9月21日㈰に「民泊家庭スキルアップ研修会」を開催しました。
今回は,午前中に竹細工づくり,午後からは紐ストラップづくりを行い,計23人の参加者しました。
竹細工は,竹炭工房おおがき(大柿町)の大本さんを講師に,竹とんぼなどを作りました。紐ストラップの講師は民泊家庭の平木さん。
生徒を受け入れる時にはよく一緒に作っているそうです。この手作りのものが良いのは,教えながら一緒に作るので生徒たちと交流ができ,説明しないといけないので自然にしゃべることになります。また,民泊ではお土産物を持ち帰らせることを禁止していますが,生徒たちが自ら作成したものは,持って帰っていいのです。もちろん生ものはダメですが。
今後もいろいろな内容を企画していく予定です。民泊受け入れ時の家業体験メニューを増やしたい方は是非ご参加ください。
受入中に自宅を訪問~児玉白揚高校の民泊体験~
今回は,児玉白楊高校の生徒3人が民泊した尾崎さん(能美町)お宅にお邪魔し,取材を行いました。
ちょうどおはぎを作っている最中で,ひとついただきました。やわらかくておいしいおはぎには,なにやらマル秘テクニックがあるそうです。
その後,野菜を切っててんぷらに。
生徒たちは,「民泊で江田島に来て良かった。また来たい。」と口を揃えて言ってくれました。また,「家では料理の手伝いもあまりしていないので,これを機に手伝おうと思う」とも。
尾崎さんは,受け入れた生徒たちに料理を教えること以外に,「修学旅行で江田島に来て,さらに我が家に来るというのは,奇跡的なこと。ものすごく運命的なこと。一期一会の出会いを大切に」と伝えるそうです。
まさにそのとおりです。たくさんの偶然が重なってこの家にいること。
民泊は,「その出会いの橋渡し。民泊家庭との交流によって,人生観まで変わることがあります。そんな体験は,なかなかできません」という話が聞けて,私自身も大変感動し,勉強になりました。
今度は寝起きドッキリに挑戦します。