今、なぜ合併か~篠山市の取り組みから
篠山市長 瀬戸 亀男 氏
合併特例債の活用 住民の参画による町づくり
8月4日土曜日、江田島町の文化センター大ホールにおいて、兵庫県篠山市の瀬戸市長をお招きして、合併問題講演会を開催しました。
篠山市は、平成11年4月に四つの町が合併して誕生しました。過去5回の合併協議失敗の教訓と駅舎周辺整備や水源の確保など数多くの課題を抱え、財源の多くを地方交付税に依存した小さな町では、対応することは困難と考え合併を決断した経緯や、合併後は合併特例債などの財政支援を活用した新市建設のための事業展開と、住民の参画による地域づくりの取り組み状況などについてのお話をされました。
参加者の方からは、現在の篠山市の財政状況等についての質問も行われ、江能四町の合併の必要性について、大変に参考となる内容でした。
メモ:合併特例債(合併市町村まちづくりのための建設事業)
合併市町村が新市町村建設計画に基づいて行う一定の事業に要する経費などについて合併年度及びこれに続く10ヵ年度に限り活用できる普通交付税措置のある有利な地方債のことです。
活用できる事業例
- 旧市町村相互間の道路・橋梁の整備など
- 類似する公共的施設の統合事業など 四町が合併した場合に活用できる合併特例債の借入限度額は約161