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市長からのメッセージ

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公開日 2017年08月03日 (問)総務課 秘書室 電話:0823-43-1628


明岳市長写真
 平成28年11月の江田島市長選挙で,初当選を果たした明岳 周作(あきおか しゅうさく)市長。今後の江田島市政を,どのように進めていくのかについて,平成28年12月13日(火)の市議会第6回定例会初日,所信表明で語った内容を中心に,市長が目指すまちづくりや施策をまとめました。

 

 先の市長選挙で,多くの市民の皆様から,御信任を頂き,第3代の江田島市長に就任いたしました。

 市民の皆様から注がれる市政への大きな期待をひしひしと感じており,その職責の重さに身が引き締まる思いです。それとともに,この緊張感の中,江田島市発展のため,これからの人生をかけ「『ワクワクできる島』えたじま」づくりに向けた決意を新たにしています。

 今後の市政運営につきまして,私の所信の一端を申し上げ,市民の皆様の御理解と御協力をお願いします。

 

これからの江田島市

 合併以来,12年が経過したところです。これまで,オリーブ振興や体験型修学旅行の誘致などによる魅力づくり,市役所庁舎や市営船の在り方の整理,地方分権や自治体間連携への対応,行財政改革の推進など,江田島市の活力づくりや基盤整備を着実に進めてきました。
 しかしながら,合併当時,約3万1千人を超えていた人口は,直近の平成27年国勢調査では,約2万4千人まで減少し,高齢化率も40%を超えている厳しい状況であり,人口減少や少子高齢化の抑制には至っておりません。
 これからの江田島市は,より一層,人口減少・少子高齢化への対策や,将来を見据えたまちづくりが必要です。
 平均して年間約500人のマイナスの人口減少の要因は,突き詰めると「生まれてくる子供より,亡くなる方の数が多いこと」,そして「市内へ転入される方より,就職などを契機として,市外へ転出される方が多いこと」に尽きると思っています。
 従って,①市内へ「しごと」を創り出すこと,②若い世代の方が子育てしやすい環境をつくること,③健康寿命を延ばすこと,この3つを,これからの江田島市の重要なテーマとして,まちづくりを進めてまいりたいと考えております。


 

基本方針

 まず,市政を運営する基本的な姿勢として,「熱意・誠意・創意」を胸に,物事に取り組んでまいります。

 熱意のないところには何も生まれません。誠実という心がないと信頼は生まれません。創意を図らないと,今日より明日へと前進することができません。

 人が何かを成し遂げるために欠かせない,この「熱意・誠意・創意」をもって,「『ワクワクできる島』えたじま」づくりに,自らが全力で取り組んでまいります。

 その上で,「人口減少」という課題に果敢に挑戦し,かつ「『ワクワクできる島』えたじま」を実現していくため,先ほど申し上げたように,「しごとの創出」「子育てしやすい環境づくり」「健康寿命の延伸」という3つのテーマに関する施策を重点的に推し進めてまいります。

 

「しごとの創出」について

 将来を支える若い世代が,江田島市に住み続けるためには,地域に生き生きと働くことができる「しごと」があり,活発な経済活動が営まれることによる賑わいや活力を感じられることが必要です。
 このため,牡蠣(かき),地魚,みかんを始めとする柑橘類や,オリーブなど,地域の宝である「島の恵み」のブランド化や6次産業化を進め,産業としての競争力を高めていきます。
 また,海遊びや山遊びに適した穏やかな自然環境や,旧海軍兵学校に代表される歴史遺産などを活用した,周遊・滞在型観光を推進し,市内観光の拠点となる魅力ある宿泊観光関連施設の建設に取り組むことにより,観光産業の活性化を図っていきます。
 さらには,温暖な瀬戸内の島であり,かつ,広島市・呉市という都市圏に隣接するというイメージの良さや地の利を生かし,学校跡地等の遊休地への企業誘致を促進するなど,江田島市の強みや価値を最大限に活用し,「しごと」の創出を図っていきます。

 

「子育てしやすい環境づくり」について

  「江田島で子育てがしたい」と感じることができるような,魅力的で,かつ安心して子供を育むことができる環境を構築することは,子供を持つ若い世代,そして未来を支える子供達にとって,大変重要なことです。
 このため,遊具や駐車場を備えた子育て支援センターを整備するとともに,延長保育の拡充や病児保育導入による保育サービスの強化により,働いている方にとって,安心して子供を預けることができる魅力的な環境を整えていきます。
 また,子育て家庭の大きな負担となっている学費や通学費に対し,奨学金免除制度の創設や高校生の通学費助成などの支援拡充を行うことにより,子育て家庭の負担軽減を図ります。
 江田島市の温暖で穏やかな気候や海や山などの美しい自然は,子供を育むのに適しておりますので,これらハード・ソフト両面の施策に取り組むことにより,江田島市の子育て環境に更なる磨きをかけていきます。

 

「健康寿命の延伸」について

 江田島市の活力を生み出すためには,市民の皆さまが元気で健康であることが必要です。

 このため,ふれあいサロンやサークル活動への支援,気持ちよく体を動かすことができる人工芝グラウンドの整備などにより,人が活発に活動し,人との繋がりによる絆を強め,健康に暮らすことができる環境を整えます。

 また,シルバー人材センターへの支援強化による高齢者の生きがいづくりや,地域包括ケアシステムの構築促進など,温かみのある,地域ぐるみの福祉・医療の充実を図ることにより,「健康寿命も,平均年齢も,日本一」の江田島市を目指して,取り組みを進めます。

 

基本的な考え方

 

施策の判断基準

 何事かを成そうとした場合,物事には,必ず様々な背景や事情があります。

 しかしながら,「江田島市,そして市民にとって何が最善か」という点を唯一の判断基準として,市民の皆様と議論を尽くし,施策を進めていきたいと考えています。

 場合によっては,これまでの物事の考え方や進め方にそぐわないことがあるかもしれません。

 しかしながら,それを変えることが,市にとって,あるいは市民の皆様にとって,最善の道であるならば,果敢に変革に取り組んでいきます。

 

江田島市職員の役割

 我が国全体が人口減少社会を迎えている状況において,江田島市が,将来に渡って元気で活力のあるまちであるためには,これまで以上に,江田島市の職員一人一人が自覚を持って,思いを一つにし,江田島市をいいまちにする,よりよいまちにする,よりよい未来づくりに全力で挑戦していくことが必要であると思っています。

 私は,市役所の職員は,市民の皆様の喜びを増やし,悲しみを減ずることがその役割であり,使命であると思っています。市民の皆様に寄り添って業務を遂行する,このことが重要であると思います。

 私は,職員の意欲と熱意を引き出し,よりよい江田島市づくりに向け,全職員一丸となってその役割を果たすことができる強い行政組織の構築に取り組んでいきます。

 

終わりに

 江田島市は,恵み多き島であります。

 私は,これまで申し上げた取組を,市民の皆様,そして市外の江田島市を応援してくださる皆様と心を一つにして推し進めることにより,私たちの子や孫の代に,この素晴らしい「『恵み多き島』えたじま」を存在意義のある江田島市として引き継いでいけると信じています。

 「念ずれば花開く」という坂村真民(さかむらしんみん)先生(熊本県出身の詩人)の言葉があります。この言葉は,ただ,単に念じていれば,じっとお願いをしていれば夢がかなうという意味ではありません。何事も一生懸命に祈るように努力し,実践すれば,自ずから道は開ける,夢や目標が叶うという意味です。

 皆様と共に強い思いを持って実践をすることにより,江田島市をいいまちに,よりよいまちにしていきましょう。

 私は,次世代を担う子供達が夢と希望が持てるような江田島,住む人も,訪れる人も「『ワクワクできる島』えたじま」の実現に向け,全力で取り組んでいきます。