地域包括ケアシステムとは・・・
日本は諸外国に例を見ないスピードで高齢化が進行しています。
65歳以上の人口は現在3000万人を超えており,2042年には約3900万人でピークを迎え,その後も75歳以上の人口割合は増加し続けると予想されています。
江田島市はどうでしょう?
人口は23,355人で,43.9%の高齢化率(平成29年4月現在)は県内第4位となっています。さらに,団塊の世代のすべてが75歳以上となる2025年以降は,全国とは違い,75歳以上を含む全年齢層の人口が減少していく見込みです。人口が減少するということは,同時に,今以上に介護の担い手不足も起こるという危惧があります。
また,江田島市は健康寿命の長さが,県内23市町中男性20位,女性22位(平成22年時点)と低く,長期間健康の不安を抱えてしまう高齢者が多いという現状があります。
これらの状況の中で,市民の大多数を占める高齢者をはじめ,誰もが住み慣れた自分の「住まい」で自分らしく生活するためには,地域の支え合いの中で,自分自身で健康づくりや介護予防を頑張り,必要な時には,「医療」「介護」サービスを安心して利用できる仕組み,いわゆる「地域包括ケアシステム」が必要です。
地域包括ケアシステムは全国一律ではなく,地域の実情にあった,その「地域らしい」ご当地システムでなくてはなりません。
自分たちの暮らす地域がもっと住みやすくなるように,みんなで一緒に考えていきませんか?
厚生労働省HPより
広報えたじまにも記事を掲載しています。
・広報えたじま第154号(H29.8月号)
・広報えたじま第155号(H29.9月号)
・広報えたじま第156号(H29.10月号)