市では、認知症等により徘徊行動のある在宅高齢者の方などを対象に、「どこシル伝言板システム」を活用して、徘徊高齢者等(対象者)を安全に確保するための仕組みを整える事業を実施しています。
この事業は、認知症高齢者等に、スマートフォン等で読み取ることのできるQRコードが印字されたラベルシールを交付することで、対象者が徘徊行動により身元不明者として保護された場合に、発見者がQRコードを読み取ることで、発見者と家族等が対象者の安否情報等をインターネット上で共有することで、家族への引き渡しを円滑に行うことができます。
対象者
江田島市に住所があり、在宅で生活している方で、次に該当する方
・65歳以上、40歳~64歳までの介護保険の認定で要介護または要支援状態であって、徘徊行動がある人
・医師により認知症と診断され、徘徊行動がある人
利用料
登録や初回のシール交付(耐洗タイプ30枚,蓄光タイプ10枚)については、利用者負担はありません。
申請方法
事業を利用しようとするときは、江田島市認知症高齢者等見守りシール事業利用申請書(様式第1号)、同意書(様式第2号)及び登録シートを地域包括支援センターに提出してください。
申請に当たっての留意点
(1) 申請時は、緊急連絡先として緊急時に必ず連絡が取れる家族等の連絡先が2名以上必要です。
(2) この事業により発見された対象者の保護は、自己責任において行ってください。
(3) この事業を利用するに当たり、対象者及び家族等の緊急連絡先の情報を江田島警察署に提供します。
(4) 見守りシールの追加交付を希望する場合は、地域包括支援センターに申請(様式第4号)を行ってください。なお,追加交付分のシールは実費負担となります。
(5) この事業を利用するに当たり、次の各号に該当するときは、地域包括支援センターへ届出(様式第5号)を行ってください。
ア 対象者及び家族等の緊急連絡先に変更が生じたとき
イ 事業の利用を終了しようとするとき
ウ 対象者が死亡したとき
エ 対象者の要件に該当しなくなったとき
(6) 見守りシールを他人に譲渡、販売、改ざん等、不正に使用しないでください。
申請手続など、詳しいことは地域包括支援センターまでお問合せください。
どこシル伝言板とは
対象者が行方不明になった際に、衣服に貼ったQRコードが読み取られると、介護者へ瞬時に発見通知メールが届きます。発見者はQRコードを読み取ると、ニックネームや注意すべきことなど対処方法が分かるので安心です。チャット形式の伝言板だからやりとりは簡単。
関連ファイル ダウンロード

江田島市認知症高齢者等見守りシール事業利用申請書(様式第1号) (75 KB)

同意書(様式第2号) (100 KB)

登録シート(別紙) (147 KB)
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