協議事項
能美町長と能美町議会議長連名による、『新市の名称』白紙撤回申し入れ書に対する対応について本件についての協議を行いました。
会長のまとめ
能美町の委員の皆さんが出席されていないため、結論を出すことは差し控えたいと思います。今後、全員参加のもとで協議することとし、協議会への出席について、能美町議会や能美町の委員の皆さんに粘り強く説得に当たりたいと考えております。
なお、私としては、これまでいろいろありましたが、これからの地域の将来を考えると、4町での合併しかないという信念に揺るぎはなく、4町は共に手をたずさえ、歩んでいく仲間として、みんなで新市を誕生させ、そしてすばらしい市となるよう育てていくべきと考えております。
今回、協議されました問題の解決や、まだ合併協議で残されています「新市建設計画」の作成などにあたっては、「江能4町で合併する」という大きな目標を常に忘れないで、皆さんと一緒に協議していきたいと考えておりますので、ご協力お願いいたします。
今後の協議におきましては、十分に議論を尽くし、じっくり取り組んでまいりたいと考えています。
能美町長のコメント
能美町の思いを真剣に受け止めていただいて、協議してほしい。
能美町議会議長のコメント
町内3箇所で実施した住民懇談会で出された意見や要望等を慎重に検討した結果、新市の名称の白紙撤回申し入れを行った。これがかなうようにお願いしたい。
委員の意見から
- 協議会の場で協議しましょう。
- 能美町に白紙撤回の申し入れ書を取り下げてほしい。
- 小委員会の委員の一人として、これまで慎重に協議を重ねており、決して能美町をないがしろにはしていません。
- 最後まで4町で手を取り合ってやる姿勢をみせたい。
- みんな(4町)冷静になって考えてほしい。
- 今日は、結論は出さずに、次の会議に能美町の皆さんに出席してもらい話し合いましょう。
- 合併はどうしてもしなければならないと思う。
- 協議会で決まったことを、再度審議するのは難しいと思う。
- 新市の名称の協議は手続きどおりに時間をかけて進めてきたと思う。
小泉内閣総理大臣の施政方針
「21世紀の我が国を豊かで活力のあるものとするためには、地域がその個性や魅力を活かしつつ、真の自立を達成することが不可欠です。二千を超える市町村が合併を検討しており、こうした流れを後押しするとともに、国と地方の役割や税財源配分の在り方の見直しに取り組むなど、地方分権を一層推進してまいります。」
第154回国会(2月4日)における小泉内閣総理大臣の施政方針演説から抜粋
広島県の14年度予算
2月21日に開催された平成14年広島県議会2月定例会で、藤田雄山知事から平成14年度予算編成方針についての説明が行われました。
かつてない厳しい財政状況の下での予算編成のなか、重点的な予算配分が行われる5つの分野の1つに市町村合併の支援が掲げられています。
今年度は、市町村合併が具体化していく大きな節目の年であり、魅力的で自立した地域づくりを進めるため、合併に向けた市町村の取組みを重点的に支援していくために、国と県の支援プランに基づいて、職員の派遣や合併推進交付金による支援のほか、道路と生活環境の整備促進や行政サービスの統合化の支援など、県を挙げてハード、ソフトの両面から最大限の支援をするとされています。
国・県の合併重点支援地域に対する財政支援や事業の重点実施等について見てみましょう。