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江田島市

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民泊通信(Vol.75)~民泊受入は大変!?~

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公開日 2020年04月11日 (問)交流観光課 商工・交流係 電話:0823-43-1632

 2月15 日㈯・16 日㈰、大柿市民センター(大柿町大原)で「民泊研修会」を開催しました。講師に、藤澤安良さん(㈱体験教育企画 代表取締役)をお招きし、両日合わせて66人が参加しました。

民泊受入は大変!?

 春の民泊の受入シーズンを前に、民泊とは何か、受入のノウハウ、魅力、心得などを講演していただきました。今回は、そのときの様子を紹介します。

 「日本人には、楽しいことがあっても、謙遜して「大変だ」と言う気質があります。民泊でも、受入家庭の中には「大変だ」と周りに言うようです。本当に大変なのか検証してみましょう」と藤澤さん。

◦民泊は「会話」が大変⁉

 民泊は交流が第一です。とにかくいっぱい話しましょう。会話が続かないというときは、なにか体験を取り入れてみてください。教える過程で自然と会話が増えてきます。

◦民泊は「食事」が大変⁉

 他県の民泊受入地では、献立を11品も出していた家庭がありました。これは出し過ぎです。食事は一汁三品としましょう。そして生徒との共同調理をお願いします。調理の手順の説明が必要になるので、自然と会話が増えていきます。

◦民泊は「体験」が大変⁉

 民泊家庭が、準備や片付けを全てやってしまうと、体験の一貫性がなくなります。準備から片付けまでを一緒にすることで、仕事の大変さも分かり、達成感が得られます。また、作業の説明が必要になるので、当然会話が増えていきます。

◦実際のところは?

 「民泊は大変」と言っている家庭の多くは、頑張りすぎていることが分かりました。食事や体験を生徒と一緒にすれば、自然と会話が増えて、民泊家庭の負担感が軽減されていくそうです。

 

 江田島市には、豊かな山、温かい人々、穏やかな海など民泊地としての魅力や、良いものが沢山あります。

 しかし、良いものがあるだけでは、実際に来てもらうことはできません。

 今回は、民泊の誘致活動についてのお話です。

 本市は、広島商工会議所や広島県とともに、民泊の受入を行っている広島・山口両県7市町(周防大島町、大崎上島町、安芸太田町、北広島町、福山市沼隈・内海町、庄原市、広島市湯来町)と連携して、年4回、関西圏や九州圏、首都圏、中部圏にある旅行会社などを訪問し、誘致活動を行っています。特に来訪校が多い関西圏、首都圏では、副市長(民泊受入母体となる協議会長)によるトップセールスを行っています。

 誘致活動では、江田島市の民泊の魅力や、マリンアクティビティなどの体験プログラム、安心安全な受入体制について説明し、修学旅行先に江田島市を選んでもらうようお願いしています。こうした地道な誘致活動や、受入実績を積み上げることで、これまでに延べ1万7千人を受け入れてきました。

 これからも、民泊を通して、一人でも多くの人に江田島市の魅力を知ってもらい、江田島ファンを増やしていけるよう努力していきます。

 民泊受入家庭も随時募集していますので、興味のある方は、交流観光課までお気軽にお問い合わせください。

〈講師の藤澤安良さん〉                      〈民泊研修会の様子〉