◆ひろしま里山ウェーブ拡大プロジェクトの概要
広島県の里山に,楽しみながら「人が集まる波を起こしていこう」という趣旨で,地域貢献に高い意欲を持つ首都圏の若者と広島県の中山間地域とのマッチングを図り,地域の課題解決を通じた繋がりづくりを目的としたプロジェクトです。この事業は,平成27年度から広島県が実施しています。
○ひろしま里山ウェーブ公式ページ
江田島市は,平成28年度から関係人口の増加に向けて一緒に取り組んでくれる首都圏の人との「縁」づくりを目的に,このプロジェクトに参加しています。
◆事業の流れ
※メンター…プラン作成から実践活動への展開までサポートしていただく方です。
江田島市は,内藤晶史さん(株式会社LIGディレクター)にお世話になりました。
○株式会社LIG HP
◆江田島市におけるプロジェクトテーマ
「えたじま《豊かさ》プロジェクト2」~せとうちのサン・セバスチャン構想?~
◆プロジェクト参加者
首都圏から4名の方に参加していただきました。
◆現地実習(11月8日(金)~10日(日))
プレイヤー4名が江田島市を訪れ,2泊3日かけて,市内の様々な資源を体験し,人と交流しました。
主にプロジェクトのテーマである「食」を中心に,カキやオリーブなどの生産者を巡り,
夜は地域活性化に携わる市民,延べ30名に集まってもらい,交流会を開催しました。
◆現地ワークショップ(2月14日(土)~15日(日))
プレイヤーが再度,江田島市を訪れ,改めて市内を見て回るとともに,プレイヤーが考えている課題解決プランについて,
市民と意見交換ができる場を設けました。
プレイヤーが考えたプランは,概ね参加者から賛同を得ることができました。
◆プレイヤーによる課題解決プラン
現地実習や現地ワークショップで発見した江田島市の課題を整理した上で,プレイヤーから江田島を拠点に「人と人」がつながる仕組みを
作ることを目的とした「勝手に観光大使」,「スナックえたじま」というプランが生まれました。
今後,このプランを実現させ,継続させることにより,首都圏の人との「縁」が生まれ,関係人口の増加が期待されます。